解体工事体験 近所への声

解体工事体験 近所への声

2017/5/7
解体工事体験 近所への声

6年前ですが,古い家を解体して新しい家を建てました。
我が家の場合は道が細いし,騒音でご近所さんにかなり迷惑になると思いました。
シニア世帯も多いので日中に在宅の方もたくさんいました。
絶対に必要なことは古い家を解体する前にご近所さんに挨拶をすることです。
そしてそれなりの贈答品・・我が家の場合は高級海苔のセットにしました。
ご近所さんの好みもわからなかったので,定番なものでしたがそれなりの値段のものにしました。
業者さんからも挨拶やタオルなどを配ったりしますが,それだけではあの騒音には耐えられないと思います。
騒音だけではなく揺れやほこりなども舞ってきます。
ご近所さんにとっては非常に迷惑なことなのです。

当時住んでいた家と解体する家とは電車に乗りついで2時間くらいかかりました。
ご近所の人も在宅している時間帯も色々です。
あまり遅い時間では迷惑になります。
全部で20件くらいの家を周り,全ての家に挨拶を済ませるのに3,4回足を運びました。
正直かなりの労力を使いました。
でもそれはかなり良かったと思っています。
挨拶だけでも十分かもしれませんが・・贈答品を付け加えることは大切だったと思います。
ご近所の方々には好意的に受け取って頂き,クレームが全くなかったです。
唯一解体工事の車が通った砂利道の石が少し減ってしまったので石を少し足してほしいということは言われました。

きちんと挨拶してよかったと心から思ったのは昨年のことです。
隣の家が解体工事を始めました。
更地にしてから土地を売り分譲住宅にしました。
その騒音だけでも耐えられないのに,自分の家が地震が起きた時のように揺れます。
酷い日は日中家にいることが耐えられなくて,無理に外出しました。
それくらい解体工事というのは騒音や隣家であれば揺れなどが起こるということを実感しました。
挨拶は業者の人からポストにチラシが入っていただけでした。
分譲住宅になったのでその当時は住む人が決まってなかったので,しょうがなかったと思います。
でも万が一住む人が決まっていたら,きちんとした挨拶などがなかったらその人たちを快い気持ちで受け入れたり出来なかったと思います。

施主や家族が足を運びきちんと挨拶をする,出来れば解体工事などの騒音の迷惑料として気持ちだけでも贈答品などを贈るのは改めて大事だと思いました。

また見積もりも業者さんと現場で立ち合いながら,話し合った方がいいと思います。
工事内容もそうですが,業者さんの雰囲気もわかりますので任せてもよいかどうかという確認にもなります。
また工期についてもじっくりと話し合いをして約束をした方がいいと思います。
天気にも左右されてしまいますが,しっかりと工期を守ってもらえるような業者さんを選ぶと良いと思います。

また我が家の場合は庭木が残っていて,なるべく自然を残したいという想いがあったので,解体業者さんと住宅メーカーさんと共に話し合うことが出来ました。
庭木を切ってしまったり抜いてしまうことの方がはるかに簡単だったのですが,しっかりと養生して庭木を残して貰えるようにしてもらいました。
また解体工事が始まってからは毎日足を運ぶことは出来ませんでしたが,業者さんとほぼ毎日連絡を取り合い,細かくチェックしました。
一回解体工事で少し様子が見たかったので,写真などを撮って貰いメールで転送して貰ったこともあります。

解体工事を始める前にご近所さんへの配慮と共にやるべきことは色々あります。

・ 電気の停止、撤去
・ 電気手配の連絡一覧
・ ガスの停止、撤去
・ トイレの汲み取り
・ 有線やCATVなどのアンテナの移設・撤去
・ 家財道具、不用品の片付け
・ 水道の移設

などです。
我が家の場合は直前まで人が住んでいたのでその方にやってもらいました。
一般的にも業者さんがやってくれる部分もありますが,自分で確認はしたほうが良さそうです。
我が家の場合は不用品などが結構残っており処分はかなり時間がかかりました。
ゴミというものは今の時代捨てるのにもお金も時間もかかります。
粗大ごみなどは早めに処分することをお勧めします。

また解体工事の後の作業は契約書の内容や事前の打ち合わせ内容と合っているかを確認したほうがいいと思います。

道路やご近所の土地などにごみが残っていないか、敷地内になにか残っていないか、後から言ってもすぐに対応して貰えるかわかりません。
現場で立ち合うことで確認することが出来たのでスムーズでした。

慎重に行ったお蔭で解体工事の方の対応やその日その日の工事終了の時の周りの片づけなども良く,ご近所の方に褒められました。

我が家の場合は遠方というほどではありませんが,片道2時間往復4時間かかったので,足を運ぶことは中々大変でした。
でも後悔しないようにするためには遠方でもご近所への挨拶や解体業者との見積もりなど現場で話し合ってみることをお勧めします

古い家を壊して新しい家を建てる時には,つい新しい家を建てる方に神経が集中してしまいます。
でも解体工事が無事に終わることが大前提なので,手を抜かなくて良かったと思っています。

今の時代はご近所同士は顔を知っているということは少なくなりました。
どんな人が住んでいるのか実際に挨拶する時に初めてわかります。
近所同士の関係が希薄に今だからこそ,ご近所への気配りというのは大事だと思います。

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