解体工事のその後について。廃棄物はどうする?

解体工事のその後について。廃棄物はどうする?

2017/4/28

解体工事のその後について。廃棄物はどうする?

建物というのは、思っている以上にたくさんの材料によってできています。ですから、解体工事をするとたくさんの廃棄物が出ることになります。ではその廃棄物はどのように処理されるのかをご存知でしょうか。

まず、解体工事によって発生する廃棄物についてどのようなものがあるのかを見ていきます。「コンクリート」「材木」など、建物の基礎となる素材は当然廃棄物として残ります。「鉄骨」などもその一つです。そのほかには「ガラス」、庭がある場所の場合「植木」や「庭石」なども廃棄物となります。特殊な建物になればなるほど、廃棄物は増えその種類も多くなってきます。より慎重な解体作業が必要となり、その後処理も大変になるということです。

これらの素材のほかに忘れてはならないのが「土」です。解体作業では大量の盛り土が発生します。これらも解体工事後の廃棄の対象になるのです。

これら解体作業において発生した廃棄物は、解体業者が後処理を行います。先ほどご説明した通り、廃棄物は大量であり種類もたくさんありますので、すべてを一気に処理することはできません。産業廃棄物処理法に則りきちんと処分することが必要になってきます。これは仮に処理するのが解体業者でなくても同じことです。必ず法律に則った処理が必要になるのです。かなりの手間になりますが、廃棄物の処理は解体工事の基本なので、確実に行う必要があります。

だからこそ、解体工事にはきちんとした届け出が必要になるのです。これらの届け出がない状態で解体工事を行ってしまうと、法律に違反することになり、罰則を受けます。解体工事の発注者にはその建物に対するあらゆる責任があります。建物を建てるだけでなく、解体する場合でもそれは同じです。

ですから解体工事をする際にその廃棄物もきちんと処理をしてくれる業者に解体を依頼するようにしましょう。複数の業者に見積もりを取り、廃棄物の処理の手順や手続きについても事前に確認をしておくと安心です。

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