建物を解体して駐車場にしたい方におすすめ!工事費用を安くする方法
「建物を解体して、駐車場として活用したい」と考えている方もいらっしゃるでしょう。解体工事をする時点で「駐車場を作る」と決めているなら、工事費用を安くする方法があるのでぜひ参考にしてください。
建物を解体した土地に駐車場を作る時、費用を安く抑えたいなら「解体工事と駐車場施工を同じ業者に頼む」ことをオススメします。解体工事業者の中には、駐車場の施工を同時に請け負ってくれる会社があるのです。解体と駐車場施工を同時に頼める会社を選ぶことで、工事費用の総額を安く抑えることが出来ます。
費用が安く済む理由のひとつは「重機回送費」が抑えられるためです。解体工事にも駐車場の施工にも重機を使う必要があるのですが、同じ業者に頼むことで、重機の移動回数を半分に減らせます。
■家の解体と駐車場施工業者が「違う場合」と「同じ場合」の作業工程比較
解体業者と駐車場施工業者が違う場合、作業工程は次のようになります。
【A解体業者】解体工事を受注
↓
重機を運ぶ
↓
解体工事をする
↓
重機を戻す
駐車場工事を受注
↓
重機を運ぶ
↓
駐車場を作る
↓
重機を戻す
では、解体業者と駐車場施工業者が同じ場合の作業工程はどうでしょう。
C社が解体工事と駐車場工事を受注
工事に必要な重機をまとめて運ぶ
↓
解体工事をする
↓
駐車場を作る
↓
重機をすべて戻す
2回が1回になることで、重機回送費は確実に抑えることができます。
解体工事と駐車場施工を同時にするメリットがもうひとつあります。解体業者の作業は、最後に土地を平らに均して終了します。その後、駐車場の施工業者は土地を平らに均す工程から作業を始めます。この作業工程の2度手間をなくせば、それも料金にも反映されます。工期が短くなって、駐車場完成までの時間が短縮できるのも嬉しいですね。
空き家の解体などをした後に土地の有効活用の手段として駐車場を造るというオーナーの方は年々増えています。もし、解体工事と駐車場の施工を検討しているようであれば、業者としっかり打ち合わせをして、賢く費用を抑えたいものですね。