解体工事見積もりの立会いは終日すべきか

解体工事見積もりの立会いは終日すべきか

2017/4/24

解体工事見積もりの立会いは終日すべきか

初めて解体工事の発注を行う場合、わからないことも多いと思います。特に解体業者とのやりとりがよくわからないという方は多いのではないでしょうか。そこで、解体業者に工事の見積もりをしてもらう時のポイントをまとめてみました。

・終日現場にはいなくてもよい

解体工事の見積もりを依頼した後は、終日現場にいる必要はありません。業者の担当者に挨拶をして、特に問題がなさそうであれば自宅に戻りましょう。そうした方が解体業者の担当者も作業がしやすいので、あえて現場は離れるようにした方が良いです。

ただし、現場を離れる前に押さえておきたいポイントもあります。

・要望は確実に伝える

見積もりを依頼する際は、こちらの要望をきちんと業者に伝えておくようにしましょう。例えば解体をしてほしい範囲や、工事を行いたい時期、予算、解体工事と共に処分してほしいものについてなど、こちらが考えていることはすべて業者に話すようにしてください。そうしないと、こちらの要望が加味されていない見積もりが上がってきてしまったりして、施主にも業者にもよくない状況になってしまいます。そうならないように、見積もり前日までに、または当日現場を離れる前にこちらの要望については確実に伝えておくようにしましょう。

・業者の雰囲気をつかむ

例えば、担当する人間がどのような人間なのか、マナーは良いのか、業者の企業としての取り組み方など、当日でないとわからない部分があります。それは、現場を立ち去る前に確認しておくようにしておきましょう。業者を選択するときの大切なデータになります。

・疑問は残さない

もし解体工事について質問したいことがあれば、立会い時にすべて聞いておくようにしましょう。こちらから工事についての質問をすることで、業者や担当者の仕事に対する姿勢をうかがい知ることもできますので、ぜひ質問は積極的にしてみましょう。

解体工事というのは費用も手間もかかる大変な工事です。ですが、手間を惜しんでしまうとのちのちトラブルに発展する可能性もあります。効率化するべき点は無駄なく省きつつ、確認が必要な部分ではしっかりとしたチェックや打ち合わせを重ねて円満に工事が終わるようにしましょう。

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