二世帯住宅での生活には、煩わしさがある反面、良いこともたくさんあります。二世帯住宅を検討している、すでに決まっているが不安な時は、良い面について考えてみてください。
二世帯住宅で暮らすメリットを4つ紹介します。
家事・育児の協力
日常生活でのメリットは同居することで、家事・育児を協力しあうことが出来ることです。家事は、例えば「料理をする」という手間が大変なのであって、量が増えるのはそれほど大きな違いではありません。お互いが得意な家事を担当することで、苦手な家事の回数を減らすことも出来ます。介護の面でも子世帯が親世帯をサポートすることができます。介護が必要なほどではなくても、その日の様子がわかって安心できたり、病気に早めに気づければ重症化を防ぐことも出来ます。
困った時に助け合う
困った時に協力しあえるというのも十分なメリットです。小さな子供がいる場合、子供を「ちょっとの間で相手してもらいたい」「今日だけ幼稚園や保育園への送迎を頼みたい」という時があります。そういう時気軽にお願いできる人がいるのは助かります。子供が成長しても、子供だけで留守番をさせるのが心配という時、同居する親の元で過ごせるのは子供にとっても気楽かもしれません。また、2世帯そろって留守になることが少なく、防犯面でもメリットがあります。
経済的な負担軽減
経済的なメリットは二世帯住宅にすることで、世帯ごとにかかる建築費用を削減しやすいことです。その他にも、「両世帯で一緒に夕食を食べる」とか「子世帯の親の留守中は親世帯に預かってもらう。」「生活費や光熱費」など、同居することで無駄な出費をせずに済みます。
精神的な安心
精神的な面でもメリットがあります。いざという時に頼れる、ちょっとしたことを話せる身内と暮らすことで、安心感が生まれます。孫と祖父母が触れ合うことで、祖父母の生活にも張り合いが出るでしょう。孫も、親とは違う愛情を注いでもらえたり、いろんな価値観の中で成長することができます。
もちろんデメリットも考えられますが、特に二世帯住宅を検討している場合などはそうした点を家族で相談して事前に理解を深める事がとても大切なのです。