解体工事に多い近隣トラブル
実家に隣接する古家を解体する際にお世話になりました。
解体後にハウスメーカーの新しい賃貸用建物を建てる予定でしたのでハウスメーカーから紹介いただいた業者様にお願いしました。
新築建物の建設費の中に解体費を計上する場合、一律で150万円などと予算枠が計上されるような形で契約したので解体事業の詳細は実際立ち会ってみるまで分かりませんでした。
立ち会った印象を一言で申しますとイメージと違い繊細かつ丁寧な対応をしていただける業者さんでした。
大多数の人が建てるのにはこだわりがあってもつぶすのには興味なく値段に対しても安く済ませたいと思いがちです。
しかし、安さだけを追求し選ぶと後々に面倒なことが起きる可能性があります。
解体工事につきものと言いますか本当は避けたいのですが起きるのが近隣トラブルです。
昔と違い騒音は遮音シートを張って施工されているのであまり問題になりません。
同様に粉塵等のトラブルもまず無いです。私も経験し恐らく一番多いのが隣の家の塀にひびが入ったやシミが出たなどの一種のひがみや被害妄想があって無理難題を突き付けて来るのです。
正直、施主と隣の住民で話し合っても決着がつかないです。
感情論になってしまいます。そんな時、解体業者は客観的に良い悪いを判断し問題解決のサポートが出来ます。
施工方法を説明し施工前の写真、施工後の写真をきっちり残し変な言いがかりをつけられないようにしてくれました。
実際の解体工事以外にも近隣対応もばっちりだなと思いました。
工事に関しても工期厳守で迅速かつ丁寧に施工されたし素人にも分かりやすく皇帝を説明してくれました。
解体すると家があったら狭く見えていたものも家がなくなると意外に広かったんだなと思うことが良くあります。
解体途中にまだつぶしていない風呂場や洗面所を見るとああ昭和だったんだと思い出に浸ることも多いです。
今日、日本では中古住宅の活用が叫ばれていますが、未だに消費者の新築志向は強く不況と呼ばれる時代であってもそこらじゅうでスクラップアンドビルドがされています。
ビルドは注目されますが、やはりスクラップ解体がないと新築は進まず広く言えばまちづくりが進みません。
つまり解体は21世紀も人々が集う空間づくりの第一歩として必ず必要な事業であります。
環境に配慮した重機を使っている会社が多くまた解体後のゴミは徹底した分別回収でゴミの少量化環境保護にも努められています。
法律でも細かく解体で順守する点が書かれていますが、それを順守する解体業者がいてこそ私たちの安心できる生活が続くのです。