解体工事の費用ってどのくらいなの?
このところ、空き家を狙ったイタズラや、事件が多発しているようです。
親も他界し実家に住むこともなくなると、税金を払い続けるのも大変だし、解体を考える方も多いかもしれません。
そんな時に気になるのが、やはり解体費用。
そこで今回は解体費用にに関する記事を紹介したいと思います。
まず必要なのが、仮設工事。
これは、解体時に必要な足場やその他のいわば準備に必要な作業です。
単価は大体1㎡600円。
木造や鉄筋によっても費用は変わりますが、大体こんな感じです。
36坪だとおそらく10万以上は考えておいたほうがいいかもしれません。
そして、次に建物解体に入ります。
単価はだいたい一坪26000円。
「えっそんなにかかるの!!」と思われる方も多いかもしれません。
ちなみに36坪木造二階建てだと、90万以上を見込んでおいたほうがいいかもしれません。
しかしそれだけではありません。
重機回送費や現場管理など、その他の費用を入れると100万は超えます。
そして次に必要なのは付帯工事です。
庭は井戸がある方はこの作業が必要になってきます。
ちなみに井戸を埋めるのは3万ほどかかるようです。
それで、付帯工事も含めますと。
150万はかかるようです。
お家をかるく改装するぐらいの費用はかかるということですね。
次に、費用をいつどのくらい払うのかについて説明していきます。
まず、一つ目のパターンが着工時に半金つまり着手金を払います。
そして、解体完了後に残金を支払います。
2つ目のパターンが工事完了後に全額まとめて払うというものです。
大きな金額でないときにこのパターンが適用されることが多いようです。
最後のパターンが、着工時に三分の一、工事中間時に三分の一、そして解体工事完了後の確認をしたときに残金の支払いというものです。
今の時代お互い何が起こるかわかりませんから少しずつ確実に払っていく事も大事かもしれませんね。
そして、ここで注意したいのが室内に置いてある不要になった家具たちです。
これは業者によっては別途費用がかかるかもしれませんので、確認しておくことが大切です。
早急に要らなくなった自分の家具を持ってくることがないようにしたいですね。
いかがだったでしょうか?以外に費用がかかるんだ、、、と思う方もいれば、意外に安いと思われる方もおられるかもしれません。
どちらにせよ、冒頭で言ったように、空き家を狙った事件が多発しています。
もし、家を放火されてご近所にも被害が及んだら、元も子もありません。
よく考えて決定を下すことが必要です。