解体工事はただつぶすだけではない
解体は、ただ単に破壊するだけのイメージを持っている方もいるでしょうが、実は違います。
まず、勿論中にある家財道具や備品を運ぶ、什器搬出という作業があります。
その後は、建設図面見ながら、どこに水道管やガス管があるかも調べます。
解体作業中は、ホコリだけでなく、瓦礫の破片やましてやコンクリートブロックなどが落下したり、かべガス欠崩落EGXした大変なので、防御用のネットをします。
解体は一度には行いません。
例えばビルの場合、四隅の一つの角から少しずつ運びます。
大きな塊などはダンプカーで運びます。
概ね、ダンプカーの運転手にはノルマがあり、一日に処理場との往復する回数も決められています。
なのでダンプカーの運び出しは最優先です。
運転の上手い方ばかりで、ダンプカーがないと解体は成り立たないので、さすがの工事の現場監督も頭が上がらないことが多いです。細かく、手で運べるものは、ガラ出しという作業で、麻でできた袋にできるだけ、詰めて、何回も往復します。
ホコリがすごいので、普通のマスクではなく、防塵マスクを着用します。
解体した後は、更地にして、また新しい建物を建てるための土台にします。
騒音問題もあるので、夕方5時ぐらいまでには終わらせるので、毎日少しずつになったしまいます。